2012.11
あがりこサワラ



YONEさんから「今度の写真はあがりこさわらだから」と言われたときには、「アガリコサワラ・・・、何? 何語?」と聞いてしまった。

サワラの木を「あがりこ」にしたもので、松川村の馬羅尾(ばろお)高原(国有林)にあるという、ちょっと神秘的でカッコイイ形をした樹木なのだ。

「あがりこ」というのは、約100年前まで行われてた、主幹を側枝の上部で伐採することで、側枝の生長を促し、あらたな主幹として生長させる独特の育成・利用方法らしい。(松川村 松川村観光協会発行のチラシより)。

「なぜ、人の手を入れて、わざわざこんなことをする必要があったのか」という疑問が出てくる。 松川村発行のチラシによると、なんのためにこんなことをしたのか、何に使用したのか等の資料はなく、お年寄りの方々に聞いてもわからないそうだ。そんなところも、神秘性を駆り立てる。

このあがりこサワラを撮影できる場所は、有明山登山口の車止めから10分ほど歩いたところ。それほど歩いて大変なところではないのだが、この時期は長野県のあちこちで熊が出没したニュースが流れてたため(なんと長野駅のホームにも出没したそうだ)、YONEさんも人並みに恐怖感を覚え、大声でしゃべりながら歩いたんだそう。

←2012.12 初冬の安曇野 2012.1〜9→